FXCAではロスカットおよびゼロカットシステムを導入し、お客様の大切な資金を追証のリスクからお守りいたします。
急激な価格変動によりロスカットが間に合わず、万が一マイナス残高となってしまった場合も、追加証拠金を支払う必要はありません。
取引口座内の証拠金維持率が50%を下回った時点でマージンコールが発動し、取引画面の損益表示欄は赤色で表示されます。
また証拠金維持率が0%を下回った場合、約定日時にかかわらず含み損の大きいポジションから順にロスカットが発動します。
マイナス残高は通常●時間以内にリセットされますが、●営業日が経過してもリセットされない場合は、恐れ入りますがサポートまでご連絡ください。
約定日 | 含み損 | ロスカットが執行される順番 | |
---|---|---|---|
ポジションA | 10月1日 | -10,000円 | 2番 |
ポジションB | 10月2日 | -2,000円 | 3番 |
ポジションC | 10月3日 | -30,000円 | 1番 |
ロスカットとは、一定の証拠金維持率に達した時点でポジションが自動的に決済されるシステムで、損失の拡大からお客様を守る働きがあります。
証拠金維持率とは、有効証拠金が必要証拠金に対しどの程度余裕があるかを示す数値で以下のような計算式によって求められます。
有効証拠金とは残高に含み損益とボーナスクレジットを加味した金額
有効証拠金 = 残高 ± 損益 + ボーナスクレジット
必要証拠金とはエントリーするために必要な証拠金
必要証拠金 = 取引サイズ (FXの場合は基本的に10万通貨)× ロット数 ÷ レバレッジ
証拠金維持率とは必要証拠金に占める有効証拠金の割合
証拠金維持率 = 有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100
例えば、保有ポジションの必要証拠金が1万円なのに対し、有効証拠金額が10万円だったとします。
上記の計算式にあてはめると、この時の証拠金維持率は1000%になります。
ロスカットが執行される証拠金維持率の水準は業者ごとに異なり、
FXCAの場合はこの証拠金維持率が0%に達した時点でロスカットが発動する設定になっています。
この水準は低い方が長くポジションを保有することができ、相場が回復するのを待つこともできます。
取引口座に追加入金をすることで証拠金維持率を回復させることもできますが、
余裕のある取引を心がけロスカットに陥らないようコントロールすることが大切です。
ゼロカットとは、為替相場の急激な変動などによりロスカットが間に合わず損失が発生した場合に、FX業者が損失分を補填してくれるシステムです。
国内FX業者では、このゼロカットシステムが導入されていないため、追証(追加証拠金)を支払いマイナス残高を補填する義務が発生します。
しかし海外FX行においては、この追証が発生しないため入金額を超える借金のリスクを負う必要はありません。
これは海外FXを利用する大きなメリットのひとつであると言えます。